カレー道を行く
〜第1章:スープカレーとの出会い〜
「スープカレー」…、この言葉を初めて耳にしたのは今から2年ほど前のことだ。
サークルの先輩である某O氏からスープカレーというものがあることを教えてもらった。
初めてこの言葉を聞いたとき、当時ルーカレーしか知らなかったオレは
その料理がどんなものなのか想像できなかった。
それからしばらくして、その某O氏に連れられ、家の近くにあるpicanteに行った。
今までに行ったことのない店の雰囲気…。
店に飾られている怪しげなアイテム…。
あまり記憶は定かではないが、そのときオレはフィーチャリングのチキンレッグ・辛さ2番を頼んだ気がする…。
そして普通のカレー屋では考えられない時間待たされた後、見たことのないカレーが運ばれてきた。
わからなかったのは、その食べ方である。
今まで目にしていたルーカレーは、ルーとライスは一緒の皿に盛られているが
このスープカレーというものはスープとライスが別々の皿に盛られている。
実際のところ食べ方などは人それぞれでかまわないのだが
当時はそんなことも知る由もなく、
某O氏にスープとライスを別々に食べる食べ方を伝授してもらった。
今までに食べたことのない味だった。
そして辛い…!
汗がとまらない…。
決して自分は辛いものに弱いとは思ってなかったが、
これが5段階中の辛くないほうから2番目とは…。
…一体誰が5番とかを食べるんだ!?という疑問でいっぱいだった。
スープカレーをはじめて食べた日である。
コレを期に1・2ヶ月に1回、この店、または近くに新たにできた心という店に通うことになる。
…そしてそれから1年が経ったころ…。
気づいたら、週1のペースでカレーを食べている自分に気づいた…。(爆)
エス,マジック・スパイス,ミルチ,スリランカ狂我国,プルプル,マッサーラ,木多朗,yellow,一灯庵,etc...
某ホームページを参考にいろいろな店を食べ歩いた…。
そして気づけば、いつのまにか20種ほどのスパイスを買い揃え、カレーの作り方の本を買い、
4人分のカレー用の皿まで買い、自分でスープカレーを作るようになっていた…。
完全なカレー中毒である…。
オレをカレーの入り口に立たせてくれた某O氏も今は完全にカレー中毒だ…。
カレーのための調理器具とかに1万円つぎこんだらしい…。
っていうか、最近オレと某O氏の会話の8割はカレーの話だ…。
少し前までは普通の話をしていたのに…。
そしてオレに連れられカレーを食べに行っているクラスの友達も
とてもカレー好きになってきた。
もうじき中毒になることでしょう…。
カレーがないと生きていけない体に…。(^^;
戻る